デッキに入れたポケモンたちを活躍させるために、絶対ではないけれども、守ったほうがいい決まり事がいくつか存在する。自分でデッキを組む場合はもちろん、他の人のデッキレシピを見て構造を理解するという意味でも、ぜひご一読いただきたい。
すべてのカードを2枚ずつ入れよう
デッキに入っている枚数が1枚と2枚では、引く確率が2倍になるというのは言うまでもないだろう。特に進化系統は複数枚のカードを揃えないといけないため、2枚搭載するのは必須だ。1進化系統なら各2枚で合計4枚、2進化系統なら各2枚で合計6枚のデッキ枠を必要とする、というのは感覚として持っておきたい。
構築のテクニックとしてあえて1枚とすることもあるが、基本から外れるので今は考えなくていい。
デッキは単色で組もう
デッキに複数タイプのエネルギーを設定すると、どのエネルギーが出るかはランダムになる。出てきたエネルギーの色がかみ合わないと色事故となってしまうため、一色のみに絞るのが基本だ。
≪カイリュー≫など、どうしても二色必要となるようなポケモンを採用する場合などはこの限りではない。
必須のトレーナーズ
下記の4種類のトレーナーズは必ずデッキに入れよう。各2枚ずつ入れると8枚となるので、残りの12枚が自由枠と考えてほしい。
- モンスターボール
- スピーダー
- 博士の研究
- ナツメ
アタッカーとサポート役を決めよう
ゲームに勝つためには必ず威力の高いわざが必要となる。相手のポケモンを倒すことのできるアタッカーは必ず入れよう。
アタッカーの選び方については下記の記事を参考にしてほしい。レア度の高いポケモンexでなくても、充分に戦えるアタッカーは見つかるはずだ。
サポート役は、アタッカーにエネルギーをつけたり、アタッカーが育つまでの時間稼ぎといった役割を担う。アタッカーの種類によっては、サポートを特に必要としておらず、その場合はアタッカー2種4枚というフルアタッカー構成も可能だ。
たねポケモンの種類は絞ろう
≪モンスターボール≫を効果的に使うためにも、できれば2種類、多くても3種類くらいに絞りたい。たねポケモンの種類が多いと、≪モンスターボール≫がなかなかほしいポケモンに当たらなくなる。
また、12枚という限られた枠の中で、進化系統の種類が多くなると、他の有用なトレーナーズを入れるスペースもなくなってしまう。
2進化は1系統までにしよう
2進化2系統となると、各6枚×2系統=12枚となり、枠がギリギリになるうえ、立ち上がりが極めて遅くなるため、スピーディな展開についていけなくなる恐れがある。2進化の相方はできればたねポケモン、最悪でも1進化までにしよう。
具体例
ピカチュウex+サンダーex
≪ピカチュウex≫をメインアタッカーに据え、≪サンダーex≫が序盤の盾としてのサポートを担う。たねポケモン同士の組み合わせでスペースが余っているのと、≪ピカチュウex≫のわざの威力を確保するため、もう一系統追加するのが基本。
ミュウツーex+サーナイト
≪ミュウツーex≫をメインアタッカーに据え、≪サーナイト≫でサポートする組み合わせ。たね+2進化の組み合わせなので、デッキスペースの確保も問題ない。
フリーザーex+スターミーex
アタッカー2種4枚のフルアタッカー構成。サポートを≪カスミ≫に一任できるなら、このような構成も可能ということだ。
フシギバナex+ドレディア
≪フシギバナex≫をメインアタッカーに据え、≪ドレディア≫でサポートする組み合わせ。2進化+1進化だけで10枚も使ってしまうので、とにかくデッキスペースがカツカツ。デッキ枠あと2枚ぐらい増えませんか?
コメント